クリノチャールズ（2022年生、母バーグドール）

クリノチャールズ（2022年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のグレーターロンドン（当時10歳）と交配したバーグドールが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2024年の楽天ポイントでネット投票!賞。

経歴

デビュー前

安達昭夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

10月20日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は430kg。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた2戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

12月15日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の輪島香華園開店記念（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったカンツォーネに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月28日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の楽天ポイントでネット投票!賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスゴイナスゴイデスに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2025年）

1月19日、中2週で迎えた5戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 曇/良）に出走。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた6戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた7戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、メロンパンマニアに半馬身交わされて2着となった。

3月2日、中1週で迎えた8戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の大好き高知競馬特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトサノオウマサンに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のポイントでネット投票!楽天競馬賞（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は中島龍也騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったモカチャンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3月24日、連闘で迎えた10戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、3歳A3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフークタオユエンに4馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

4月22日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の加賀手取川賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のハッピールンナに1馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

5月18日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のショウガマッタナシに2馬身半の差をつけて順当に勝利した。

6月15日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦の石川優駿（金沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（5戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

7月13日、中3週で迎えた14戦目は、飯田燈籠山祭り特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

9月7日、中7週で迎えた15戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、加賀れんこんで粘り強く!特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

10月6日、中3週で迎えた16戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、獅子吼高原特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。