ミスターリスリン（2004年生、母メガラ）

ミスターリスリン（2004年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父父父名の一部＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時16歳）と交配したメガラが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は濱田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方9戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、浜田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、浜田牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、榊原浩一によって567万円で落札された。

浅見秀一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

7月16日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

12月23日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びあぐねて18着に終わった。

3歳（2007年）

3月6日、中9週で迎えた4戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップレーズン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月18日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップパパイヤ賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

5月14日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のクレマチス賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヒンギスに半馬身交わされて2着となった。

6月11日、中3週で迎えた7戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のペチュニア賞（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

7月11日、中3週で迎えた8戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップバナナ賞（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

8月26日、中6週で迎えた9戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したベビーフェイスにクビ差届かず2着となった。

9月23日、中3週で迎えた10戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

4歳（2008年）

2月22日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた11戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2-13 14（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2-13 14（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2-12 13（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2-12 13（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。