エムジーミニスター（1994年生、母If Liloy）

M.G.Minister

1994.02.24

エムジーミニスター（1994年2月24日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のDeputy Minister（当時15歳）と交配したIf Liloyが10歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、地方6戦5勝。主な勝ち鞍は1996年の3歳。

経歴

デビュー前

松浦備厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1996年）

11月16日、デビュー戦は松浦裕之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は532kg。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエスティーシャネルに約15馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

12月8日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦裕之騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイハッスルに3馬身の差をつけて2勝目を収める

4歳（1998年）

12月3日、約24か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、一般C2四五六（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松浦裕之騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のセクレコマンダーに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

5歳（1999年）

1月5日、中4週で迎えた4戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松浦裕之騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不屈の気力で渋太く粘り込んで、最後は2着のヒロシークレットに1馬身半の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

1月20日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松浦裕之騎手（4戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るコーネルトップを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

3月21日、中8週で迎えた6戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。