タイガーテイル（1999年生、母Tiger Stripes）

タイガーテイル（1999年4月3日）は、フランスで生まれた競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のPriolo（当時12歳）と交配したTiger Stripesが7歳のときに産んだ仔が本馬である。2003年のイタリア共和国大統領賞(伊・G1)で2着に入った他、2003年のE.P.テイラーステークス(加・牝G1)で2着に入る活躍をした。その他にも重賞1勝を挙げた。

経歴

3歳（2002年）

4月28日、T.テュリエ騎手を鞍上に据えて、9頭立てのレースに臨んだ。3着に終わった。

5月30日、T.ジレ騎手を鞍上に迎えて、6頭立てのレースに臨んだ。最後は、勝ったPhantom Hawkから短アタマ差の2着に惜敗した。

6月13日、T.ジャルネ騎手を鞍上に迎えて、8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月16日、鞍上はT.ジレ騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。最後は、2着のSarrasinに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月23日、重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続でT.ジレ騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のTrumbakaに2馬身半の差をつけて重賞初挑戦初制覇を果たした。

9月15日、牝馬限定3歳G1のヴェルメイユ賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続でT.ジレ騎手（3戦2勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月5日、牝馬限定G2のロワイヤリュー賞（フランス・ロンシャン芝2500m）に出走。鞍上は4戦連続でT.ジレ騎手（4戦2勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

4歳（2003年）

3月30日、I.メンディザバル騎手を鞍上に迎えて、G2のアルクール賞（フランス・ロンシャン芝2000m）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月11日、G1のイタリア共和国大統領賞（イタリア・カパンネッレ芝2000m）に出走。鞍上はT.ジレ騎手（5戦2勝）。8頭立ての大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったラクティからクビ差の2着に惜敗した。

6月29日、G1のサンクルー大賞（フランス・サン＝クルー芝2400m）に出走。鞍上は2戦連続でT.ジレ騎手（6戦2勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月20日、L.デットーリ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定G1のヨークシャーオークス（イギリス・ヨーク芝2394m）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月19日、牝馬限定G1のE.P.テイラーステークス（カナダ・ウッドバインオールウェザー2012m）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったVolgaからアタマ差の2着となった。

11月16日、牝馬限定G1のエリザベス女王杯（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上はT.ジレ騎手（7戦2勝）。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

11月30日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続でT.ジレ騎手（8戦2勝）。18頭立ての14番人気で17番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、6着に入り込んだ。

12月14日、G1の香港カップ（香港・シャティン芝2000m）に出走。鞍上は3戦連続でT.ジレ騎手（9戦2勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。