サンパティーク（2000年生、母アローム）

Sympathique

2000.03.27

サンパティーク（2000年3月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時11歳）と交配したアロームが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、地方12戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、白井民平から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

川島正行厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2003年）

1月24日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。馬体重は459kg。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したスタートミーアップにクビ差届かず2着に甘んじた。

2月7日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフィリアフォンテンに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月26日、中6週で迎えた3戦目は、3歳戦のベストビット特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦のナイスステッキ特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したイケノムラダイオーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

4月28日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のナイスビット特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、リリーハンターにクビ差交わされて2着に甘んじた。

10月2日、約5か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳戦のナチュラルステッキ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、伸びてきたシルクゴージャス決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

11月6日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのベイシティカップ（船橋ダート1700m 晴/不良）に49kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、勝ったアイシーシャドウにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

12月8日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳戦の葉牡丹特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（7戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

4歳（2004年）

5月10日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、一般C2三（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（8戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（9戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

6月17日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、一般C2二アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。