ヤングアロー（1996年生、母ダンシングアロー）

Young Arrow

1996.04.18

ヤングアロー（1996年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリードワンダー（当時18歳）と交配したダンシングアローが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は長田 操。戦績は、地方36戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は1999年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

野元博実厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1998年）

6月14日、デビュー戦は鶴田知久騎手を鞍上に据えて、3歳（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は477kg。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

6月27日、中1週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた2戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

8月1日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた5戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るダンツメガミを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハンティングボーイに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

12月19日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で権藤学騎手（2戦2勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に敗れた。

3歳（1999年）

5月4日、約4か月半の休養明けで迎えた8戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、4歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

5月22日、中2週で迎えた9戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は権藤学騎手（3戦2勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したロックヘリオスを捕まえ切れず、8馬身差の2着となった。

7月10日、中1週で迎えた12戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（4戦2勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

8月22日、中5週で迎えた13戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で権藤学騎手（5戦2勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオペラスターを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

9月4日、中1週で迎えた14戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で権藤学騎手（6戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るリトルフロイラインを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

9月23日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は鶴田知久騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のツーツラツーに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月30日、中4週で迎えた16戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で鶴田知久騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい8着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた17戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は権藤学騎手（7戦3勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は権藤学騎手（8戦3勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず3着に敗れた。

4歳（2000年）

1月2日、連闘で迎えた21戦目は、土井道隆騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

1月22日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で土井道隆騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

1月31日、連闘で迎えた23戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず11着に終わった。

5月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた25戦目は、井上悦児騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で井上悦児騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で井上悦児騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた28戦目は、笠田敏勝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

8月5日、中5週で迎えた29戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笠田敏勝騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホワイトキングを捕まえ切れず、8馬身差の2着となった。

8月18日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で笠田敏勝騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

11月3日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた31戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で笠田敏勝騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で笠田敏勝騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

12月1日、連闘で迎えた33戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で笠田敏勝騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、スイチョーボーイにハナ差交わされて2着となった。

12月20日、中2週で迎えた34戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で笠田敏勝騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

5歳（2001年）

2月5日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた35戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は土井道隆騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた36戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。