ニホンピロスイープ（2008年生、母ニホンピロステージ）

ニホンピロスイープ（2008年1月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋野球などで同一カードを全勝すること」。毛色は芦毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時11歳）と交配したニホンピロステージが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は佐竹学。戦績は、中央平地2戦0勝、地方13戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の3歳。

経歴

デビュー前

大橋勇樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

10月23日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

3歳（2011年）

1月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳戦の若菜賞（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったマルヨキャプテンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく13着に敗れた。

5月19日、中4週で迎えた4戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のキーファミリーに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月1日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

8月24日、中8週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丹羽克輝騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

9月14日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丹羽克輝騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丹羽克輝騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

10月7日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で丹羽克輝騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で丹羽克輝騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

10月28日、連闘で迎えた12戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で丹羽克輝騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた13戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で丹羽克輝騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた14戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で丹羽克輝騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた15戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で丹羽克輝騎手（11戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。