ミスズコーポラル（2005年生、母シンフォニー）

ミスズコーポラル（2005年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋伍長」。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時15歳）と交配したシンフォニーが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田博志。戦績は、中央平地5戦1勝。主な勝ち鞍は2007年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、沖田博志から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、永井啓弐によって1,260万円で落札された。

加藤敬二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

10月7日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は472kg。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

10月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は2着のアンヴェイルに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月8日、中5週で迎えた3戦目は、2歳500万下のエリカ賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

3歳（2008年）

1月6日、中3週で迎えた4戦目は、3歳500万下の福寿草特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

6月7日、約5か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳500万下（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（4戦1勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。