タイエクレール（1994年生、母タイレール）

経歴

デビュー前

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

1月6日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は430kg。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

1月12日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

2月8日、中3週で迎えた3戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、タニノマウナケアに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

2月22日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮戦したが、タイキニーナに交わされて1馬身半差の2着となった。

3月29日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったマコトコーランにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

4月26日、中3週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたダブルストーム決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5月10日、中1週で迎えた8戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のユーコーアクティーを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

11月9日、約6か月の休み明けで迎えた9戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

11月30日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（5戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

12月6日、連闘で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（1戦1勝）。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、3着に入った。

4歳（1998年）

1月17日、中5週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（6戦0勝）。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、アイリッシュカーリに交わされて3馬身差の2着となった。

2月7日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（7戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた14戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の伊勢特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は失速してしまい16着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下の寒狭川特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（8戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下の蒲郡特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（9戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のタフさで最後まで奮戦したが、伸びてきたミスプロテクター決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

4月12日、連闘で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

5月9日、中3週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

5歳（1999年）

7月10日、約14か月の休み明けで迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（函館芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（11戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（12戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。