バイアホーン（2022年生、母ブライトホーン）

By a Horn

2022.04.05

バイアホーン（2022年4月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時19歳）と交配したブライトホーンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2024年の2歳。

経歴

デビュー前

月岡健二厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2024年）

6月25日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は404kg。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のオアフフレイバーに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

9月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったスキャロップに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月2日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、3着を確保した。

11月7日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のスターレット賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

12月31日、中7週で迎えた5戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の東京2歳優駿（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

3歳（2025年）

1月16日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳オープンの’25桃花賞（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦1勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

6月13日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた8戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の夏椿特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は安藤洋一騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月14日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤洋一騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では物凄い伸び脚を見せたが、伸びてきたアレゴウドウレモン決め手に屈して半馬身差の2着となった。

9月16日、中1週で迎えた12戦目は、ピンポン賞（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安藤洋一騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた13戦目は、サンチャゴ賞（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤洋一騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

11月12日、中4週で迎えた14戦目は、牝馬限定戦のひいらぎ特別（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で安藤洋一騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。