アフターダーク（2013年生、母エリザベスムーン）

アフターダーク（2013年3月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「暗くなってから」。毛色は鹿毛。種牡馬のワークフォース（当時6歳）と交配したエリザベスムーンが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地14戦1勝、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は2015年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッド・セールサラブレッド2歳」に上場され、三成社によって1,944万円で落札された。

高橋義忠厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

7月26日、デビュー戦は田中博康騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 小雨/稍重）に出走。馬体重は482kg。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のヴァンキッシュランに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月5日、中5週で迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の札幌2歳ステークス（札幌芝1800m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

10月4日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳500万下のサフラン賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は田中博康騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

12月12日、中9週で迎えた4戦目は、2歳500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田中博康騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた5戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の樅の木賞（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

3歳（2016年）

2月28日、中9週で迎えた6戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のくすのき賞（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

3月26日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、牝馬限定3歳500万下の君子蘭賞（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は小崎綾也騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

6月25日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた8戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（函館芝1200m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

8月13日、中6週で迎えた9戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

8月21日、連闘で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井上敏樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

10月15日、中7週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上敏樹騎手（2戦0勝）。17頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

11月20日、中4週で迎えた12戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

12月4日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では最後まで息が続かず18着に終わった。

4歳（2017年）

1月29日、中7週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は小崎綾也騎手（2戦0勝）。18頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず15着に終わった。

3月14日、中5週で迎えた15戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、はりまや盃（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

6月16日、約3か月の休み明けで迎えた16戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、大日本プロレスカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

7月20日、中4週で迎えた17戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。