ティンバーランド（2004年生、母シーセモア）

ティンバーランド（2004年3月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時12歳）と交配したシーセモアが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）登別上水牧場。戦績は、地方32戦4勝2着1回。2007年のフロイラインカップ(牝地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、上水牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、上水牧場から「ホッカイドウ競馬トレーディングセールサラブレッド競走馬」に上場されたが主取りとなった。

鈴木英二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2006年）

6月1日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

7月20日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月15日、中3週で迎えた3戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着を確保した。

9月14日、中3週で迎えた4戦目は、小野望騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月19日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、2歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモエレスペクターに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月1日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るフェミニンブロンドを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

12月15日、中5週で迎えた7戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

3歳（2007年）

1月9日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

5月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、3歳オープンのJA富川ルシナ特別（門別ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は川島洋人騎手（4戦2勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の新冠LC結成35周年記念特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（6戦2勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた13戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞のフロイラインカップ（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のタガタメをハナ差制して3勝目を手中に収めた。

7月12日、中1週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の華月賞（旭川ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（7戦2勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月2日、中2週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（旭川ダート2100m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（8戦2勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月28日、中3週で迎えた16戦目は、JAむかわほほえみ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月6日、連闘で迎えた17戦目は、トウカイテイオー賞（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（10戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月27日、中2週で迎えた18戦目は、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（11戦2勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月4日、連闘で迎えた19戦目は、JAめむろメークイン特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で川島洋人騎手（12戦2勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2008年）

4月29日、約7か月の休み明けで迎えた20戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、日高建設協会特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた21戦目は、シックスセンス賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（13戦2勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた22戦目は、タイムパラドックス賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（14戦2勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた23戦目は、アドマイヤドン賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（1戦1勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた24戦目は、胆振軽種馬農業協同組合特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた25戦目は、楽天競馬特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で馬渕繁治騎手（3戦1勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

7月24日、中1週で迎えた26戦目は、ベータ特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で馬渕繁治騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクランボから1馬身半差の2着に敗北した。

8月7日、中1週で迎えた27戦目は、ニューイングランド賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で馬渕繁治騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のポエラヴァをハナ差制して4勝目を掴み取った。

8月26日、中2週で迎えた28戦目は、ケフェウス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で馬渕繁治騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた29戦目は、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で馬渕繁治騎手（7戦2勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた30戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、ベラトリクス特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月30日、中3週で迎えた31戦目は、日高軽種馬農業協同組合特別（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた32戦目は、アサクサデンエン賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。