アースウインド（1998年生、母カネノローマン）

Earth Wind

1998.05.28

アースウインド（1998年5月28日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のソヴィエトスター（当時14歳）と交配したカネノローマンが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）中田牧場。戦績は、地方6戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の一般C2八九。

経歴

デビュー前

蛯名末五郎厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2000年）

11月15日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

3歳（2001年）

6月25日、約7か月半の休み明けで迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では別次元の末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のブルーリアルに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2002年）

5月10日、約10か月半の休み明けで迎えた3戦目は、一般C3五六（大井ダート1590m 内回り 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったライアンズドーターに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月1日、中2週で迎えた4戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1390m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のヒマリに3馬身の差をつけて優勝

6月19日、中2週で迎えた5戦目は、一般C2八九（大井ダート1390m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエンゼルゲストに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月23日、中4週で迎えた6戦目は、一般C2八九（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るラッシングパワーを上がり2位の末脚で3/4馬身差し切って4勝目を手にした。