ホウオウブライツ（2022年生、母タニノハイクレア）

ホウオウブライツ（2022年2月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+輝く」。毛色は鹿毛。種牡馬のウインブライト（当時8歳）と交配したタニノハイクレアが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2025年の大槻光枝店長役職定年記念(一般C26)。

経歴

デビュー前

稲垣幸雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

12月14日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

3歳（2025年）

3月16日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

5月24日、中9週で迎えた3戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい13着に終わった。

7月20日、中7週で迎えた4戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

9月7日、中6週で迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

10月14日、中4週で迎えた6戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、一般C28（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた7戦目は、大槻光枝店長役職定年記念（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のルークピオーネをクビ差振り切って初白星を挙げた。

11月11日、中1週で迎えた8戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、仁王川特別（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた9戦目は、一般C15（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。