コウヒロドントコイ（1997年生、母ラッキーリアル）

コウヒロドントコイ（1997年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のマイニング（当時13歳）と交配したラッキーリアルが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日優牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方33戦10勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年の3歳以上C2。

経歴

デビュー前

福永甲厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

6月3日、デビュー戦は植野貴也騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は504kg。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

7月1日、中3週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

10月29日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で植野貴也騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で植野貴也騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

4歳（2001年）

2月10日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

2月18日、連闘で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は植野貴也騎手（5戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

3月10日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた9戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

6月3日、中9週で迎えた10戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンアベニューに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月27日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた11戦目は、沖野耕二騎手を鞍上に迎えて、一般（益田ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般（益田ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で沖野耕二騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のカムロギソウルに3馬身の差をつけて制した。

11月18日、連闘で迎えた13戦目は、一般（益田ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で沖野耕二騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のケンノマキコに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月9日、中2週で迎えた14戦目は、一般（益田ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で沖野耕二騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったケンノマキコから半馬身差の2着に敗北した。

12月15日、連闘で迎えた15戦目は、一般（益田ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で沖野耕二騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノフェーカーに3/4馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

5歳（2002年）

1月4日、中2週で迎えた16戦目は、一般（益田ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で沖野耕二騎手（5戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のポセイドンエマをアタマ差制して5勝目を手にした。

1月13日、連闘で迎えた17戦目は、永尾正則騎手を鞍上に迎えて、一般（益田ダート1350m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月16日、中8週で迎えた18戦目は、一般（益田ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は沖野耕二騎手（6戦4勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のオースミフルートに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月30日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の持石特別（益田ダート1350m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で沖野耕二騎手（7戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマーブルレヴェから3馬身差の2着に敗北した。

4月7日、連闘で迎えた20戦目は、一般（益田ダート1350m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で沖野耕二騎手（8戦5勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた21戦目は、宮川浩一騎手を鞍上に迎えて、持石特別（益田ダート1350m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月29日、連闘で迎えた22戦目は、一般（益田ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は沖野耕二騎手（9戦5勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のウインハンターに1馬身の差をつけて7勝目を手にした。

5月4日、連闘で迎えた23戦目は、一般（益田ダート1350m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沖野耕二騎手（10戦6勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた24戦目は、一般（益田ダート1350m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沖野耕二騎手（11戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月26日、連闘で迎えた25戦目は、一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沖野耕二騎手（12戦6勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた26戦目は、一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沖野耕二騎手（13戦6勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のシビノペガサスをアタマ差制して1着ゴールを果たした。

6月16日、連闘で迎えた27戦目は、一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は宮川浩一騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月28日、中5週で迎えた28戦目は、一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は沖野耕二騎手（14戦7勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた29戦目は、﨏畑雄一郎騎手を鞍上に迎えて、一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のホーエイスマイルに半馬身の差をつけて9勝目を獲得した。

9月23日、中4週で迎えた30戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

9月28日、連闘で迎えた31戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るユメノメガミを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて10勝目を達成した。

11月2日、中4週で迎えた32戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイスターシャフトにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月23日、中2週で迎えた33戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は権藤学騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

12月23日、中3週で迎えた34戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

6歳（2003年）

1月2日、中0週で迎えた35戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた36戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は権藤学騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で権藤学騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

3月3日、連闘で迎えた39戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で権藤学騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、イブキアンクレットに交わされて1馬身半差の2着となった。

3月17日、中1週で迎えた40戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

4月12日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた41戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は権藤学騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた42戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。