シンメイラブリイ（1995年生、母ミンストレルスミステツク）

シンメイラブリイ（1995年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時16歳）と交配したミンストレルスミステツクが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）タイヘイ牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方1戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

安田隆行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

2月28日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は430kg。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた2戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた3戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

8月29日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のききょう賞（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったタイセイタローに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月3日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（4戦0勝）。15頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して2番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた9戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた10戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。