フリートスピード（1987年生、母アサクラスピード）

フリートスピード（1987年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のミクニノホマレ（当時15歳）と交配したアサクラスピードが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中村幸廣。戦績は、地方22戦10勝2着5回。主な勝ち鞍は1990年の紅葉特別(A1)。

経歴

デビュー前

佐藤昇厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（1989年）

12月30日、デビュー戦は千葉進騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（新潟(地)ダート1000m 雪/不良）に出走。馬体重は462kg。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったカスミジヨージから1馬身半差の2着となった。

3歳（1990年）

4月7日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、アラ系4歳C2（三条ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉進騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシナノトキオーに約19馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

4月19日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系4歳C1（三条ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で千葉進騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のセカイリキオーに3馬身の差をつけて制した。

5月6日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系4歳B（三条ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で千葉進騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のラツキーローレルに8馬身の差をつけて優勝

5月19日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系4歳B（三条ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で千葉進騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のラブリーホープに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のはまなす特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で千葉進騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のユキミノルに約12馬身の大差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月17日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の新潟アラブ優駿（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で千葉進騎手（6戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月17日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のダリア特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で千葉進騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒゲカツホマレから2馬身半差の2着に敗北した。

8月16日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の涼風特別（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で千葉進騎手（8戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカスミジヨージに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月12日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の萩特別（新潟(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で千葉進騎手（9戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカスミジヨージに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月20日、連闘で迎えた11戦目は、アラ系一般B（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で千葉進騎手（10戦7勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターカツオーに約12馬身の大差をつけて勝利を手中に収めた。

9月30日、中0週で迎えた12戦目は、アラ系一般A2（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で千葉進騎手（11戦8勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアリラジヨイナーに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月11日、中1週で迎えた13戦目は、日本海特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で千葉進騎手（12戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったビーエイブルから2馬身差の2着に敗北した。

10月21日、中0週で迎えた14戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、紅葉特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノツヨシに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月4日、中1週で迎えた15戦目は、越佐記念（新潟(地)ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は千葉進騎手（13戦9勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた16戦目は、下越特別（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉進騎手（14戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦のアラブ王冠（新潟(地)ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で千葉進騎手（15戦9勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシヤーパンスパートから2馬身半差の2着となった。

12月8日、連闘で迎えた18戦目は、福島潟特別（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で千葉進騎手（16戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったハヤテヒロオーからクビ差の2着に甘んじた。

12月31日、中2週で迎えた19戦目は、銀嶺賞（三条ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で千葉進騎手（17戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（1991年）

1月14日、中1週で迎えた20戦目は、ききょう特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で千葉進騎手（18戦9勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月21日、約8か月半の休み明けで迎えた21戦目は、中条特別（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で千葉進騎手（19戦9勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月19日、中3週で迎えた22戦目は、紅葉特別（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で千葉進騎手（20戦9勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。