コスモコンプリート（1999年生、母サクラワイド）

コスモコンプリート（1999年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時11歳）と交配したサクラワイドが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方8戦1勝。主な勝ち鞍は2002年の3歳B。

経歴

デビュー前

柄崎孝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

1月20日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず12着に終わった。

2月10日、連闘で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

6月10日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマルゴワンダーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月22日、中3週で迎えた6戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

8月17日、中3週で迎えた7戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（3戦1勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（4戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の小松エリア賞（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた11戦目は、3歳A（金沢ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。