ヤングスカーレット（2021年生、母スカーレット）

Young Scarlet

2021.03.08

ヤングスカーレット（2021年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ヤング+母名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサトノアラジン（当時10歳）と交配したスカーレットが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、グレースから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、藤田晋によって1億560万円で落札された。

杉山晴紀厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

4月6日、デビュー戦はB.ムルザバエフ騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は530kg。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシャイニングソードに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

9月21日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のパレハに2馬身半の差をつけて久方ぶりの一戦を物にした。