シャンドゥリエ（2008年生、母ブローザキャンドル）

シャンドゥリエ（2008年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ロウソク立て（仏）」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時10歳）と交配したブローザキャンドルが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地9戦0勝、地方21戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額2,400万円（60万×40口）で一口馬主が募集された。

尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

8月22日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

9月19日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

3歳（2011年）

1月8日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

1月29日、中2週で迎えた4戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた5戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/不良）に出走。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。

6月11日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた8戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で杉原誠人騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

9月21日、中5週で馬体重を前走から32kg増やして迎えた10戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（門別ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた11戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、「がんばれ!ホッカイドウ競馬」賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた12戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

10月26日、連闘で迎えた13戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

11月2日、連闘で迎えた14戦目は、一般C4-2（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り6着に終わった。

11月9日、連闘で迎えた15戦目は、一般C4-1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

11月17日、連闘で迎えた16戦目は、一般C4-1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

4歳（2012年）

4月26日、約5か月半の休み明けで迎えた17戦目は、二風谷ファミリーランド賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

5月10日、中1週で迎えた18戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、勝ったベニノスマイルにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

6月6日、中1週で迎えた20戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（門別ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4-2（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は小国博行騎手（7戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。最後はガス欠状態になり4着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた22戦目は、一般C4-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（8戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入った。

7月19日、中1週で迎えた23戦目は、一般C4-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（9戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた24戦目は、一般C4-2（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（10戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた25戦目は、一般C4-2（門別ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（11戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた26戦目は、木古内育ち「はこだて和牛」賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小国博行騎手（12戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月13日、中1週で迎えた27戦目は、すずらん群生地賞（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小国博行騎手（13戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

9月27日、中1週で迎えた28戦目は、優駿浪漫街道賞（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で小国博行騎手（14戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた29戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（15戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。