コスモダラニ（2018年生、母マキノスペシャル）

コスモダラニ（2018年2月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+陀羅尼(仏教用語。神秘的な力を持っていると信じられる呪文)」。毛色は栗毛。種牡馬のキングヘイロー（当時23歳）と交配したマキノスペシャルが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田博志。戦績は、中央平地1戦0勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2021年の一般C4-3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、沖田博志から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、岡田繁幸によって518.4万円で落札された。

上原博之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

2月7日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では速い脚を使えず16着に終わった。

2021年3月19日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

3月17日、中4週で迎えた2戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストビット特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた3戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1200m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた4戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（門別ダート1200m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

5月12日、中1週で迎えた5戦目は、静内みゆき通り賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハートオブクレアに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月27日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4-3（門別ダート1600m 内回り曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のモリデンカイドウに5馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

6月17日、中2週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（門別ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

7月13日、中3週で迎えた8戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の134.5万円以下（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るブリランテイモンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

8月5日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に敗れた。

9月9日、中4週で迎えた10戦目は、山崎良騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の2011 外国馬地方競馬初参戦賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に敗れた。

10月14日、中4週で迎えた11戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、友禅菊賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた12戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

4歳（2022年）

4月3日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた13戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般B1二（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

4月18日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた14戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、八重山吹賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。