エンジェルロード（2008年生、母メイショウバッコス）

エンジェルロード（2008年5月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「天使の道」。毛色は鹿毛。種牡馬のスズカマンボ（当時7歳）と交配したメイショウバッコスが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）赤石牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方25戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年のルーキーチャレンジ。

経歴

デビュー前

田中正二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2010年）

6月30日、デビュー戦は高馬元紘騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は424kg。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

7月14日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のルーキーチャレンジ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るマロースを上がり1位の末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

10月14日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフォーティナイナーズサン賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のグラスワンダー賞（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（1戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

12月13日、中4週で迎えた5戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったミスマンボに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月25日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

12月30日、連闘で迎えた7戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のおやっさん牧場記念（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のミスマンボに1馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

3歳（2011年）

1月7日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた9戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

2月2日、中0週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のオーナーシップに1馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

2月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

2月21日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、3歳戦のはやぶさ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

3月10日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた13戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

3月16日、連闘で迎えた14戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったマルヨハヤブサに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

3月21日、連闘で迎えた15戦目は、3歳戦の小澤嘉尚結婚します記念（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（3戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた16戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の新緑賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

4月11日、連闘で迎えた17戦目は、3歳戦のうぐいす特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた19戦目は、3歳戦の礼諸&真弓いつまでも一緒記念（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

5月11日、連闘で迎えた20戦目は、3歳戦の金華山特別（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた21戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

5月30日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた22戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の日高賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた23戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳Jpn2の関東オークス（川崎ダート2100m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた24戦目は、3歳戦の白ばら特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

7月4日、連闘で迎えた25戦目は、3歳戦のフラミンゴ特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた26戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞のクイーンカップ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた27戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。