コウセイアラジン（1999年生、母ケンセイメゴ）

コウセイアラジン（1999年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のダンツシアトル（当時9歳）と交配したケンセイメゴが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は杉安牧場。戦績は、中央平地12戦1勝、中央障害1戦0勝、地方4戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

湯窪幸雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

7月14日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

7月22日、連闘で迎えた2戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた3戦目は、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

8月18日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では渾身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のカシノテイオーをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

3歳（2002年）

1月19日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のたんぽぽ賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルシゲガリバーから6馬身差の2着となった。

2月9日、連闘で迎えた7戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のあすなろ賞（小倉芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

3月24日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳500万下のれんげ賞（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下のアザレア賞（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

6月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、3歳以上500万下の和田岬特別（阪神芝2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（4戦1勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた11戦目は、えびの特別（荒尾ダート1400m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた12戦目は、大隅特別（荒尾ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で佐藤哲三騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた13戦目は、霧島賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で佐藤哲三騎手（7戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月2日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上500万下の高千穂特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤哲三騎手（8戦1勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた15戦目は、常石勝義騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝2500m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

4歳（2003年）

4月20日、約7か月の休み明けで迎えた16戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の桜木特別（福島芝2000m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

5月25日、中4週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は常石勝義騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。