ブルベアミブナ（2015年生、母タイキフェアレディ）

ブルベアミブナ（2015年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋野菜『壬生菜』」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時12歳）と交配したタイキフェアレディが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ビクトリーホースランチ。主な勝ち鞍は2019年の4歳以上C2 14。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ビクトリーホースランチから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、ブルアンドベアによって1,080万円で落札された。

森田直行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

11月5日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

11月12日、連闘で迎えた2戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

3歳（2018年）

4月7日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた4戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

6月17日、中7週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

8月5日、中6週で迎えた6戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

9月17日、中5週で迎えた7戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた8戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヌーヴェプレジールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月8日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

10月27日、中2週で迎えた10戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ライズビクトリーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月10日、中1週で迎えた11戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 44（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマコトステッラミラに5馬身の差をつけて2勝目を収める

11月25日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、勝ったシゲルコシアブラに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

4歳（2019年）

1月7日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のカチコサプライズに2馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

1月19日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた16戦目は、ウインターBAOOカップin佐賀（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、3着を確保した。

3月16日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上C2 34（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山下裕貴騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ディープサミットにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3月31日、中1週で迎えた20戦目は、若葉賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山下裕貴騎手（7戦1勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山下裕貴騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で山下裕貴騎手（9戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったマイガーディアンにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

5月12日、中1週で迎えた23戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、薫風特選（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた24戦目は、ケンタウルス座特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（10戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた25戦目は、入梅特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（11戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。