アトラスリード（2004年生、母プリンセスアムール）

アトラスリード（2004年3月29日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「巨人（ギリシャ神話）＋先頭」。毛色は鹿毛。種牡馬のパークリージエント（当時23歳）と交配したプリンセスアムールが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中館孝。戦績は、中央平地4戦0勝、地方20戦3勝。2007年のフリージア賞に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中館孝から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

浅見秀一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

7月9日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた2戦目は、塚田祥雄騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた3戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

11月1日、中8週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた5戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、2歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月22日、中2週で迎えた6戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の柊賞（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

12月12日、中2週で迎えた7戦目は、2歳（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（2007年）

1月2日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のスターオブストーンに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のシクラメン賞（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のケイウンライジンに3/4馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

2月7日、中2週で迎えた10戦目は、3歳オープンのフリージア賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のケイウンライジンをハナ差制して勝利をモノにする

2月25日、中2週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の飛燕賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

3月14日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月20日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月18日、中3週で迎えた14戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた15戦目は、3歳KJ3の荒尾ダービー（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（4戦2勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた16戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（6戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた17戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた18戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた19戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（5戦2勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた20戦目は、3歳オープンの荒尾商工会議所杯（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた21戦目は、夏絵巻特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（6戦2勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた22戦目は、3歳地方重賞の荒炎賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月22日、中5週で迎えた23戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた24戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。