スズカヘルメス（2014年生、母スズカベラミー）

スズカヘルメス（2014年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ギリシャ神話に登場する青年神」。毛色は栗毛。種牡馬のスズカフェニックス（当時12歳）と交配したスズカベラミーが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（有）新井牧場。戦績は、中央平地5戦1勝。主な勝ち鞍は2017年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

11月12日、デビュー戦は藤懸貴志騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。18頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入った。

3歳（2017年）

1月21日、中9週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

2月19日、中3週で迎えた3戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のメイショウテンシャをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

5月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳500万下（京都芝1600m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で森裕太朗騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた5戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の白藤賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。