テイエムファイヤー（2007年生、母ファイヤーフレンチ）

テイエムファイヤー（2007年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤマックス（当時8歳）と交配したファイヤーフレンチが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は松田一夫。戦績は、中央平地13戦0勝2着2回、中央障害3戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

当歳のとき、松田牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場され、竹園正継によって630万円で落札された。

小島貞博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

8月9日、デビュー戦は田嶋翔騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

8月16日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に敗れた。

10月3日、中6週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田嶋翔騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアドマイヤサーフに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

10月17日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田嶋翔騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、4着に入った。

10月31日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田嶋翔騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったダノンカスガにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月21日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は6戦連続で田嶋翔騎手（5戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

12月19日、中3週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田嶋翔騎手（6戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

12月27日、連闘で迎えた8戦目は、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田嶋翔騎手（7戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

3歳（2010年）

1月17日、中2週で迎えた9戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に敗れた。

3月6日、中6週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（8戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、6着に終わった。

4月18日、中5週で迎えた11戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

5月29日、中5週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（9戦0勝）。18頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に敗れた。

6月27日、中3週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（10戦0勝）。18頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は垂れてしまい15着に終わった。

4歳（2011年）

4月2日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズヨジハードから1馬身1/4差の2着となった。

4月17日、中1週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（11戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったハイデフィニションから5馬身差の2着となった。

5月8日、中2週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（12戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。