イレーネ（2001年生、母ルナセレナータ）

イレーネ（2001年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「小惑星の名前」。毛色は鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時14歳）と交配したルナセレナータが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）サンシャイン牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方16戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の一般D4-1。

経歴

デビュー前

高松邦男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

6月28日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は426kg。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、速いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。

12月20日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1000m 雪/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

3歳（2004年）

4月21日、約4か月の休養明けで馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた4戦目は、藤倉寛幸騎手を鞍上に迎えて、一般D4-2（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアドマイヤレオンから5馬身差の2着となった。

4月29日、連闘で迎えた5戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般D4-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のオースミロングに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月12日、中1週で迎えた6戦目は、一般D4-1（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は藤倉寛幸騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったブレインズプルーヴから2馬身差の2着に敗北した。

5月19日、連闘で迎えた7戦目は、一般D3-2（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月10日、中2週で迎えた8戦目は、一般D4-1（札幌(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤倉寛幸騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウジョージに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月20日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、一般D3-2（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤倉寛幸騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月18日、中3週で迎えた10戦目は、一般D3-1（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤倉寛幸騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた11戦目は、一般D3-1（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤倉寛幸騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月30日、中3週で迎えた12戦目は、一般D2-3（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で藤倉寛幸騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた13戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、一般D3-1（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月23日、中5週で迎えた14戦目は、末田秀行騎手を鞍上に迎えて、3歳A3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

11月30日、連闘で迎えた15戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で末田秀行騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

12月27日、中3週で迎えた16戦目は、一般C3-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で末田秀行騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

4歳（2005年）

4月3日、約3か月の休み明けで迎えた17戦目は、自家焙煎コーヒーマート特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で末田秀行騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定戦のジャスミン賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で末田秀行騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた19戦目は、カシオペア特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で末田秀行騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。