ルレーヴドパピヨン（2011年生、母フィクシャス）

ルレーヴドパピヨン（2011年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「蝶の夢（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のチチカステナンゴ（当時13歳）と交配したフィクシャスが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は酒井秀紀。戦績は、中央平地3戦0勝、地方7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年のひとめぼれせんべい杯(C2一)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、酒井秀紀から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、山口ステーブルから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

松永康利厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

8月3日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた2戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館ダート1000m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

10月6日、中6週で迎えた3戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。15着に終わった。

11月11日、中4週で迎えた4戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、2歳C2（盛岡ダート1000m 曇/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、シーザーズセレクトに交わされて7馬身差の2着に敗北した。

11月24日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のひとめぼれせんべい杯（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマルヒアに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2014年）

3月29日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

4月7日、連闘で迎えた7戦目は、3歳C1一（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C1一（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

5月5日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、3歳戦のアネモネレース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で南郷家全騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた10戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で南郷家全騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。