イパネマフレイバー（2021年生、母スズカエルマンボ）

Ipanema Flavor

2021.03.28

イパネマフレイバー（2021年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時18歳）と交配したスズカエルマンボが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は服部 牧場。主な勝ち鞍は2023年の2歳(牝)。

経歴

デビュー前

月岡健二厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2023年）

8月17日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は473kg。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

9月5日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタケノゲッコウに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月6日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のチョウゲンボウ特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

3歳（2024年）

3月21日、約5か月半の休養明けで迎えた4戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

5月16日、中4週で迎えた6戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

11月6日、約6か月の休養明けで迎えた7戦目は、M.ミシェル騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に終わった。