ブライズメイト（2005年生、母アナザーワールド）

ブライズメイト（2005年2月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「花嫁の親友」。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンサンディ（当時12歳）と交配したアナザーワールドが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）沖田牧場。戦績は、中央平地14戦0勝、地方22戦3勝2着2回。2008年の関東オークス(牝Jpn2)で3着に入った他、2008年の東京プリンセス賞(牝S1)に勝利する活躍をした。その他にも重賞1勝を挙げた。

経歴

デビュー前

広森久雄厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2007年）

7月12日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマイチカチドキに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月31日、中2週で迎えた2戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月28日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

10月4日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンのルールオブロー賞（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木国明騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのマリエンバード賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木国明騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのリンカーン賞（札幌(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木国明騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るエムオーステージを上がり1位の末脚で半馬身差し切って2勝目をつかんだ。

11月8日、連闘で迎えた8戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアドマイヤマックス賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月3日、中3週で迎えた9戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のジュメイラビーチカップ（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月31日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定2歳S1の東京2歳優駿（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマダムルコントを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

3歳（2008年）

2月4日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦のフラワーロード特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したビービーライナーにクビ差届かず2着に甘んじた。

3月19日、中5週で迎えた12戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳S1の桜花賞（浦和ダート1600m 雨/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

4月22日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦のポピー特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳S1の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、グングンと末脚を伸ばして、最後は2着のハタノギャランに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

6月18日、中4週で迎えた15戦目は、牝馬限定3歳Jpn2の関東オークス（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

10月16日、約4か月の休養明けで迎えた16戦目は、ハンデ戦の神無月特別（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定3歳S2のロジータ記念（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（5戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

12月10日、中4週で迎えた18戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデJpn3のクイーン賞（船橋ダート1800m 晴/不良）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた19戦目は、牝馬限定S3の東京シンデレラマイル（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（6戦1勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

4歳（2009年）

1月21日、中2週で迎えた20戦目は、牝馬限定Jpn3のTCK女王盃（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（7戦1勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

3月24日、中8週で迎えた21戦目は、’09スプリングカップ（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（8戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

4月29日、中4週で迎えた22戦目は、牝馬限定S3のしらさぎ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（9戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

6月21日、中7週で迎えた23戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の雄国沼特別（福島芝1800m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上1000万下の松島特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

8月29日、中6週で迎えた25戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1000万下の三面川特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

10月17日、中6週で迎えた26戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1000万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

10月25日、連闘で迎えた27戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1000万下の三春駒特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

12月13日、中6週で迎えた28戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下の舞浜特別（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

5歳（2010年）

1月10日、中3週で迎えた29戦目は、牝馬限定の4歳以上1000万下の初茜賞（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

2月27日、中6週で迎えた30戦目は、牝馬限定の4歳以上1000万下（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた31戦目は、牝馬限定の4歳以上1000万下の鎌ケ谷特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は的場勇人騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

6月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた32戦目は、牝馬限定の4歳以上1000万下の江の島特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（3戦0勝）。18頭立ての18番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり17着に終わった。

9月12日、約3か月半の休み明けで迎えた33戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1000万下のおおぞら特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた34戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下のライラック賞（札幌芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

11月13日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた35戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の西郷特別（福島芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた36戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の2010エクセレントジョッキーズトロフィー（東京芝1600m 曇/良）に出走。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。