アサクサスポット（2015年生、母プライムアクトレス）

Asakusa Spot

2015.02.16

アサクサスポット（2015年2月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋場所」。毛色は鹿毛。種牡馬のワークフォース（当時8歳）と交配したプライムアクトレスが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2018年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、田原慶子によって2,376万円で落札された。

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2018年）

2月4日、デビュー戦は武藤雅騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は520kg。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のトーセンアリエスを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

3月4日、中3週で迎えた2戦目は、3歳G2の弥生賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

11月3日、約8か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武藤雅騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に敗れた。

4歳（2019年）

3月2日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で武藤雅騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた5戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝2400m 外回り 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

4月21日、中4週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は武藤雅騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

7月28日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラスの燕特別（新潟芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

2019年10月25日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。