タマモペアリング（2019年生、母タマモイヤリング）

タマモペアリング（2019年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+ペアの指輪。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のアメリカンペイトリオット（当時6歳）と交配したタマモイヤリングが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は対馬正。主な勝ち鞍は2023年の4歳以上C3。

経歴

デビュー前

角田晃一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

1月16日、デビュー戦は木幡育也騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた2戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 小雪/稍重）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3月6日、中3週で迎えた3戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、デルマセドナに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3月26日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で角田大河騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

4月23日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で角田大河騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

6月18日、中7週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で角田大河騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

7月16日、中3週で迎えた7戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ハナを取り切り、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、4着に入った。

8月6日、中2週で迎えた8戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい11着に敗れた。

8月27日、中2週で迎えた9戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 曇/良）に49kgの軽斤量で出走。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

10月27日、中8週で迎えた10戦目は、長谷部駿弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

11月9日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた11戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷部駿弥騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で長谷部駿弥騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C3（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長谷部駿弥騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

4歳（2023年）

1月11日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長谷部駿弥騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

2月2日、中2週で迎えた15戦目は、大山龍太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（姫路ダート800m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

2月21日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた16戦目は、4歳以上C3（姫路ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は長谷部駿弥騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C3一（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷部駿弥騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月4日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長谷部駿弥騎手（7戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、勝ったユメコイに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

4月18日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長谷部駿弥騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の敢闘精神で渋太く粘り続けて、最後は2着のモンテラパンをハナ差振り切って待望の初白星を挙げた。

5月10日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で長谷部駿弥騎手（9戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で長谷部駿弥騎手（10戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で長谷部駿弥騎手（11戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた23戦目は、山本屋太三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山本屋太三騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

8月16日、中3週で迎えた25戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山本屋太三騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

デビュー前

沖田明子厩舎（愛知）へ入厩。

11月16日、デビュー戦は浅野皓大騎手を鞍上に据えて、一般B4（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての6番ゲートからスタート。出走取消となった。

11月30日、約3か月半の休み明けで迎えた26戦目は、浅野皓大騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

5歳（2024年）

1月3日、中4週で迎えた27戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた28戦目は、茂木忍さん卒業記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた29戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた31戦目は、関本玲花騎手を鞍上に迎えて、花見月賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

4月11日、中4週で迎えた32戦目は、一般C9（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた33戦目は、望月洵輝騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1500m 小雨/不良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた34戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

6月13日、中3週で迎えた35戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。