ファンドリキセキ（2005年生、母ミスベイブリッジ）

ファンドリキセキ（2005年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は青鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時13歳）と交配したミスベイブリッジが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は佐々木恵一。戦績は、中央平地17戦0勝2着1回、地方2戦2勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐々木恵一から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、水戸富雄によって2,100万円で落札された。

高橋成忠厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

8月10日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

9月7日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。17頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、6着を確保した。

10月5日、中3週で迎えた3戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に敗れた。

11月8日、中4週で迎えた4戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般E11（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアンクルウォーターに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月24日、中1週で迎えた5戦目は、一般E5（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニホンピロカフラーに5馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4歳（2009年）

1月18日、中7週で迎えた6戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の巌流島特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（2戦0勝）。18頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の合馬特別（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は幸英明騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた10戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。17頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

5月3日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。17頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、6着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた12戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての9番人気で大外18番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上1000万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

7月5日、中3週で迎えた14戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で大外18番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

7月12日、連闘で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下の足立山特別（小倉芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は幸英明騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したアキノカウンターにクビ差届かず2着となった。

8月8日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下の都井岬特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、4着に終わった。

9月6日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下の国東特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（6戦0勝）。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

5歳（2010年）

3月13日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の蒲郡特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。