カムイユーカラ（1997年生、母サンライムライン）

カムイユーカラ（1997年5月5日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は芦毛。種牡馬のビソウサウス（当時7歳）と交配したサンライムラインが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は佐藤正幸。戦績は、地方26戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2000年のアラ系4歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐藤正幸から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。

田中敏和厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（1999年）

11月17日、デビュー戦は竹下太騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は468kg。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月20日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、アラ系3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月30日、中0週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（中京(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（2000年）

1月19日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で竹下太騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月17日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で竹下太騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

3月30日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で竹下太騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹下太騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で竹下太騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月3日、中7週で迎えた9戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月30日、中3週で迎えた10戦目は、坂井薫人騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のストロベリーラムをハナ差振り切って待望の初白星を挙げた。

8月18日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したスーパーコースを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

9月13日、中3週で迎えた12戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヘイセイロマンに約13馬身の大差をつけて優勝

10月18日、中4週で迎えた13戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井薫人騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ビックアイドルに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月9日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井薫人騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、伸びてきたビックアイドル決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

11月24日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井薫人騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井薫人騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で坂井薫人騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、イチフジイチバンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4歳（2001年）

1月11日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般C3ロ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で坂井薫人騎手（8戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

2月16日、中4週で迎えた19戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C3ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般C3ニ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた21戦目は、堺克敏騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C3ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

4月24日、中5週で迎えた22戦目は、アラ系一般A（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（10戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系一般A（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は堺克敏騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた24戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったスーパーコースに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月9日、中4週で迎えた25戦目は、アラ系一般A12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

11月22日、約4か月半の休養明けで迎えた26戦目は、近藤二郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。競走中止となった。