セイウンコレット（2011年生、母シュフルール）

セイウンコレット（2011年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋酒入りコーヒー飲料。父名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時13歳）と交配したシュフルールが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はメイプルファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害10戦1勝、地方27戦3勝。主な勝ち鞍は2015年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

4月12日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。18頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

6月22日、中7週で迎えた3戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2600m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい6着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山和生騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

8月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山和生騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

9月7日、中3週で迎えた7戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

4歳（2015年）

1月5日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

2月1日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で原田和真騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のレジアーネに3/4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月6日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で原田和真騎手（2戦1勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月11日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で原田和真騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月8日、中3週で迎えた12戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で原田和真騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月26日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、清秋ジャンプステークス（中山障害芝3210m 曇/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月31日、中4週で迎えた14戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は原田和真騎手（5戦1勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月12日、中5週で迎えた15戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/稍重）に出走。鞍上は草野太郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。13着に終わった。

5歳（2016年）

4月9日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた16戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月7日、中3週で迎えた17戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内雨/稍重）に出走。鞍上は原田和真騎手（6戦1勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月5日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の開聞岳賞（佐賀ダート1750m 小雨/不良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた19戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、なでしこ特別（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた20戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の文月賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた21戦目は、向日葵特別（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた22戦目は、仲夏特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた23戦目は、あさがお特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた24戦目は、もみじ特別（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた25戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般B9（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた27戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた28戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた29戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた30戦目は、畠中清羅21歳せいたん記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた31戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大畑雅章騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

12月22日、連闘で迎えた32戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で大畑雅章騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のハナズチューリップをアタマ差振り切って久しぶりに白星を挙げた。

6歳（2017年）

1月6日、中1週で迎えた33戦目は、14日から開催!第1回中京競馬（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大畑雅章騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた34戦目は、新春中京競馬!ただいま開催中（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で大畑雅章騎手（9戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキートゥザスカイに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

1月30日、中0週で迎えた35戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、豆まき特別（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた36戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（10戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた37戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、いがまんじゅう賞（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた38戦目は、熱い感動を中京で!高松宮記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（11戦2勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた39戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、奥州前沢白鳥舘遺跡賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた40戦目は、水沢子供騎馬武者行列賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るテルノマイヒメを上がり3位の末脚でクビ差だけ差し切って4勝目を収める

5月6日、中1週で迎えた41戦目は、マリーゴールド賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた42戦目は、震災復興子ども達に夢と笑顔を（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（3戦1勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた43戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、シルバーブライドル賞（盛岡芝1700m 曇/重）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず12着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた44戦目は、ロリポップ賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小林凌騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。