ペプチドストーム（2007年生、母ファミリアーリング）

ペプチドストーム（2007年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋嵐、暴風雨」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時14歳）と交配したファミリアーリングが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方5戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の3歳B3。

経歴

デビュー前

岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

10月24日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた3戦目は、高井彰大騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた4戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

3歳（2010年）

1月23日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

3月13日、中4週で迎えた7戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は和田竜二騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

4月29日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサチノプレンティから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月9日、中0週で迎えた10戦目は、3歳（荒尾ダート950m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のピカピカジョオーをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

6月6日、中3週で迎えた11戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のクインオブダンサーに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

6月13日、連闘で迎えた12戦目は、3歳戦の長町武家屋敷特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったユメノチカラに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

6月27日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の白山林道カウントダウンクイズ杯（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ロンギングスマイルにクビ差交わされて2着に甘んじた。