クールヴァンクル（2006年生、母クールアライヴァル）

クールヴァンクル（2006年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部＋打ち負かす（仏）」。毛色は芦毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時13歳）と交配したクールアライヴァルが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河日成牧場。戦績は、中央平地17戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

6月22日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は444kg。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた2戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったナムラタイシにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

7月20日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田村太雅騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月23日、中4週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

9月20日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田竜二騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

11月2日、連闘で迎えた8戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田竜二騎手（5戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

3歳（2009年）

3月14日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で和田竜二騎手（6戦0勝）。18頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は7戦連続で和田竜二騎手（7戦0勝）。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。

5月3日、中4週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で和田竜二騎手（8戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入った。

5月23日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で和田竜二騎手（9戦0勝）。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、6着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で和田竜二騎手（10戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で和田竜二騎手（11戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた15戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた16戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた17戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。