テンピークス（2009年生、母ロンドンフラワー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、加野牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、石橋寛介によって409.5万円で落札された。

2歳（2011年）

7月19日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 雨/不良）に出走。馬体重は473kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るゴーゴーカラを豪脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月5日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

8月31日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の若武者賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

10月5日、中4週で迎えた4戦目は、2歳S3の鎌倉記念（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦1勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

11月22日、中6週で迎えた5戦目は、2歳戦のフレッシュファンタジー特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

3歳（2012年）

1月30日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で戸崎圭太騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロンに約14馬身の大差をつけて勝利を手中に収めた。

2月16日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの’12雲取賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、平均的なペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

3月20日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦の若草特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた9戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳S3のクラウンカップ（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の若葉特別（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

6月5日、中5週で迎えた11戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若竹賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

7月3日、中3週で迎えた12戦目は、下野王啓&中村彰宏はっぴいばぁすでぇ記念（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

8月8日、中4週で迎えた13戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、松木裕さん孫莉衣ちゃん誕生おめでとう記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、リードを2馬身以上保って、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた14戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1三四（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

9月13日、中0週で迎えた16戦目は、鴻巣市観光協会賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

12月11日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から21kg増やして迎えた17戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2013年）

1月28日、中6週で迎えた18戦目は、姫椿特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて6着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた19戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、越生町のマスコットうめりん賞（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

5月27日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた20戦目は、行田「忍城」賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1四（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

7月5日、中3週で迎えた22戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、夏雲特別（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のパレディウムに1馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

8月20日、中6週で迎えた23戦目は、一般C1五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。