スガノタキオン（2007年生、母ミスキ）

スガノタキオン（2007年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時9歳）と交配したミスキが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富田牧場。戦績は、中央平地5戦1勝、地方12戦0勝。主な勝ち鞍は2010年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

当歳のとき、富田牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、菅原光太郎によって3,885万円で落札された。

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

2月27日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。馬体重は488kg。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のトウカイノーマルをクビ差振り切って初白星を挙げた。

5月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。

8月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ファビィレイン特別（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

9月5日、中3週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は中舘英二騎手（1戦1勝）。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（2戦1勝）。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

12月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、フェイスフルサドル特別（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

4歳（2011年）

2月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、フレンドリーサドル特別（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、4着に終わった。

4月3日、中5週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた8戦目は、4歳以上500万下の久留米特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず11着に終わった。

6月23日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から24kg戻して迎えた9戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、夕蛍賞（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

7月21日、中3週で迎えた10戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1三（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた13戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

9月23日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、インターネットラジオちょあへよ.com杯（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、4着に終わった。

10月7日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた15戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、シルバーブライドル賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

10月27日、中2週で迎えた16戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。