ミルタンドレス（2021年生、母ケージーヒトメボレ）

Mille Tendresses

2021.04.03

ミルタンドレス（2021年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「愛をこめて(仏)。手紙の結語」。毛色は鹿毛。種牡馬のラブリーデイ（当時11歳）と交配したケージーヒトメボレが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松本牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、檜森高史によって110万円で落札された。

本間忍厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

6月17日、デビュー戦は永野猛蔵騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したノヴァエクスプレスを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

7月8日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮戦したが、ヴァンヴィーヴに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

8月6日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で永野猛蔵騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

9月30日、中7週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で永野猛蔵騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で永野猛蔵騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で永野猛蔵騎手（5戦0勝）。18頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた7戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい15着に敗れた。