アドマイヤモンロー（1994年生、母Steady）

経歴

デビュー前

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

4月19日、デビュー戦は芹沢純一騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝2000m 外回り晴/重）に出走。馬体重は418kg。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のオンディーヌシチーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月21日、中8週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神芝2200m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、オースミジャイアンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

7月13日、中2週で迎えた3戦目は、4歳以上500万下の日田特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力のある伸びを見せたが、勝ったパシャシーにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月3日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下の若戸特別（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のアサクサオリーブに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

8月30日、中3週で迎えた5戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の不知火特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、タガジョーリュウにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月28日、中3週で迎えた6戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の夕月特別（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（3戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

11月16日、中6週で迎えた7戦目は、4歳以上900万下の北大路特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

12月14日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上900万下の中京日経賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

4歳（1998年）

11月29日、約11か月半の休養明けで迎えた9戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、スリルファイターに半馬身交わされて2着となった。

12月26日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は武豊騎手（5戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが鈍く16着に敗れた。

5歳（1999年）

2月20日、中7週で迎えた11戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の下呂特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（中京芝2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。