ゴーズオン（2008年生、母キャメロンガール）

ゴーズオン（2008年2月28日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「進む、続ける」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時9歳）と交配したキャメロンガールが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）小島牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、中央障害2戦1勝。主な勝ち鞍は2011年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、小島牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、小島牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、前田幸治によって1,375.5万円で落札された。

松元茂樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

9月26日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

10月17日、中2週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

12月19日、中8週で迎えた3戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

3歳（2011年）

2月27日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、3着に入った。

3月27日、中3週で迎えた5戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るイイデトウキョウを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

4月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下のネモフィラ賞（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦1勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

10月15日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた8戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝2000m 小雨/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

4歳（2012年）

6月16日、約7か月半の休み明けで迎えた9戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 小雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

5歳（2013年）

4月13日、約10か月の休養明けで迎えた10戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

8月3日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のピンクピアリスに半馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

10月12日、中9週で迎えた12戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3110m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。