アーネストシチー（1998年生、母ニホンピロハッピー）

Earnest City

1998.04.20

アーネストシチー（1998年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホリスキー（当時19歳）と交配したニホンピロハッピーが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は片岡牧場。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は2000年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

友駿ホースクラブ愛馬会にて総額1,000万円（2.5万×400口）で一口馬主が募集された。

田中耕太郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

9月3日、デビュー戦は安田康彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は486kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシルクフィールドに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月16日、中1週で迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

3歳（2001年）

3月31日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は安田康彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい8着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた4戦目は、3歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

5月12日、中3週で迎えた5戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田康彦騎手（4戦1勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって15着に終わった。

6月30日、中4週で迎えた7戦目は、3歳500万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で安田康彦騎手（5戦1勝）。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

7月7日、連闘で迎えた8戦目は、3歳500万下の露草賞（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安田康彦騎手（6戦1勝）。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

4歳（2002年）

4月20日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい14着に終わった。