ミリオンボックス（2001年生、母テンザンスワロー）

Million Box

2001.04.08

ミリオンボックス（2001年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のジェリ（当時9歳）と交配したテンザンスワローが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は佐々木 直孝。戦績は、地方9戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年のセカンドトライ。

経歴

デビュー前

屋敷和彦厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2003年）

7月2日、デビュー戦は平松徳彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/重）に出走。馬体重は426kg。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したプリティスキャンを捕まえ切れず、9馬身差の2着に敗北した。

7月31日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳F1（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したファイトエルフを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月18日、中2週で迎えた4戦目は、2歳T1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた5戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアローオフテキサスを上がり0位の末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

10月29日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦のプリンスリートロフィー（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジャガーローズを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

11月26日、中3週で迎えた7戦目は、2歳G3の兵庫ジュニアグランプリ（園田ダート1400m 晴/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず最後はホクセツガーデンと並んで10着同着となった。

12月30日、中4週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

3歳（2004年）

4月27日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。