ヒロスズラン（2022年生、母スズランコマンダー）

ヒロスズラン（2022年2月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より+母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のモーニン（当時10歳）と交配したスズランコマンダーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は株式会社アフリートファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳以上C4-3。

経歴

デビュー前

角田晃一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

10月26日、デビュー戦は角田大和騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は失速してしまい16着に敗れた。

3歳（2025年）

1月6日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で角田大和騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず18着に終わった。

3月2日、中7週で迎えた3戦目は、柴田裕一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授のガッツでゴールまで頑張り、5着を確保した。

3月23日、中2週で迎えた4戦目は、田山旺佑騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

5月11日、中6週で迎えた5戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

6月15日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は柴田裕一郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

6月22日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田裕一郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

8月16日、中7週で迎えた8戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

9月9日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 曇/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のミラージュフルールをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

10月1日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C32 C41（門別ダート1000m 雨/重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた11戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C32 C41（門別ダート1200m 曇/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C32 C41（門別ダート1200m 晴/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は小野楓馬騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

12月1日、中4週で迎えた13戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったニシノタマユラに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。