マルシゲガリバー（1999年生、母タシロプリティ）

Marushige Gulliver

1999.04.17

マルシゲガリバー（1999年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダンツシアトル（当時9歳）と交配したタシロプリティが8歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は坂東島 繁藤。戦績は、中央平地1戦0勝、地方3戦3勝。主な勝ち鞍は2002年のたんぽぽ賞。

経歴

デビュー前

手島勝利厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2001年）

6月3日、デビュー戦は鮫島克也騎手を鞍上に据えて、2歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキユチャンに約14馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

7月1日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート900m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のインターミサキに9馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

3歳（2002年）

2月4日、約7か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳戦のたんぽぽ賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のコウセイアラジンに6馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

2月23日、中2週で迎えた4戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のアーリントンカップ（阪神芝1600m 晴/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。