ゼンノアプローチ（1999年生、母タブロイドタトル）

Zenno Approach

1999.04.03

ゼンノアプローチ（1999年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアラジ（当時10歳）と交配したタブロイドタトルが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）法理牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の3歳B。

経歴

デビュー前

当歳のとき、法理牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ティーエムインターナショナルによって1,312.5万円で落札された。

小原伊佐美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

3月2日、デビュー戦は小原義之騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では目立つような脚を使えず15着に敗れた。

4月28日、中7週で迎えた2戦目は、原田聖二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての18番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では目立つような脚を使えず17着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

6月24日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた5戦目は、熊木良介騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で熊木良介騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊木良介騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シルクエネルギーに交わされて2馬身差の2着となった。

8月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で熊木良介騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で熊木良介騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るダイヤエクスプレスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月14日、中5週で迎えた10戦目は、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で熊木良介騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で熊木良介騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。