ミッキーカプチーノ（2020年生、母スティールパス）

ミッキーカプチーノ（2020年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+泡立てたミルクコーヒー」。毛色は鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時10歳）と交配したスティールパスが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は千代田牧場。主な勝ち鞍は2022年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

当歳のとき、千代田牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、野田みづきによって3,960万円で落札された。

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

10月9日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は520kg。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るフリームファクシを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

12月3日、中7週で迎えた2戦目は、2歳1勝クラスの葉牡丹賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では異次元の末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のビターグラッセに3馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

12月28日、中3週で迎えた3戦目は、2歳G1のホープフルステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦2勝）。18頭立ての1番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

4歳（2024年）

10月27日、約22か月半の休養明けで迎えた4戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの本栖湖特別（東京芝2400m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。