クリノハイビスカス（2000年生、母バレットルッセ）

クリノハイビスカス（2000年5月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋花の名」。毛色は鹿毛。種牡馬のエリシオ（当時7歳）と交配したバレットルッセが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方27戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の3歳。

経歴

デビュー前

秋山雅一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

10月6日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい15着に終わった。

3歳（2003年）

2月22日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手が足りず15着に終わった。

4月16日、中7週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のカシノライヴリーに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月10日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で杉村一樹騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で杉村一樹騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のドキドキハートに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月11日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で杉村一樹騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月12日、中8週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた11戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。18頭立ての17番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず18着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた12戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、中央条件交流新そば祭特別（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。12着に敗れた。

12月7日、中4週で迎えた13戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2500m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい16着に終わった。

4歳（2004年）

1月13日、中4週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた14戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（8戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた15戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月3日、連闘で迎えた16戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月24日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（9戦2勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（10戦2勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（11戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲルワイルドからハナ差の2着となった。

4月22日、中3週で迎えた20戦目は、松浦高宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C4-1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦高宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず11着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C4-1（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松浦高宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず12着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた23戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C4-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松浦高宏騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C5-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦高宏騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C6-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦高宏騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C5-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松浦高宏騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

8月18日、連闘で迎えた28戦目は、4歳以上C5-2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で松浦高宏騎手（7戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C5-1（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で松浦高宏騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C5-2（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で松浦高宏騎手（9戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

9月29日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた31戦目は、3歳以上C6-1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で松浦高宏騎手（10戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず11着に終わった。